幼少の頃は、
誰もが実現不可能と思えるような大きな夢を持ち、輝いていた時がありました。
このようないつでも、何でも思い通りに行くと言う思い込み
これを「幼児的万能感」と言います。
親からは、いつでも「いいよ、いいよ」と言われて育った人に多く見られる傾向です。
幼児的万能感が特に強い人は、
極端に甘やかされて育ったので、「自分は素晴らしい」「自分は特別」という優越感を持って生きてきたので
自尊心が強く、他人より自分と、自己中心的な態度をとりがちです。
3〜4歳の子のように自分がやりたいことだけをやるようなワガママな人になってしまいます。
また、自己愛が強く自分が一番という思いから、自分の思い通りにいかないと…
この様な思い込みの強さ、自分を優先するあまり、周りになじむことが難しくなっていくことも増えていきます。
この状態から抜け切れず、現実離れした夢や理想を抱き続ける事で
根拠のない自信をもち、大人になるまで、挫折や失敗の経験もあまりなく、突然のアクシデントがあったときの対処法が分からず混乱しやすくなります。
いつでも親が世話を焼いてくれたことで何も困らない生活をしていた結果、
自分の意思で行動する事も難しく
子どもの様に自由奔放な振る舞いを続けていると、職場の人間関係に歪みを作っていることにも気づけません。
思春期が過ぎて、いろんなことを学びます。
成人し現実を直視するよになると、子供の頃に身につけたきた万能感を持ち続けたままでは
社会生活が成り立ちにくくなります。永遠の少年であるピーターパンのように、いつまでも子供の心が抜け切れず
精神的な自律ができていないと感じるのは
乗り越えるべき発達課題を乗り越えていきましょう。
生きづらさの原因、内面にある不安を手放し 課題を乗り越えていきましょう。
まずは
心の整理が出来ると
感情のコントロールができるようになり、生きづらさからの回復が出来るようにないます。
エリクソン心理社会的発達理論(ライフサイクル理論)の8つの発達段階
心理社会的発達理論における8つの発達段階と発達課題・危機は、以下のとおりです。
各段階の発達課題と危機は、「vs」または双方向の矢印で対の形になるように表記されます。
1. 乳児期(0歳〜1歳6ヶ月頃):基本的信頼感vs不信感
2. 幼児前期(1歳6ヶ月頃〜4歳):自律性vs恥・羞恥心
3. 幼児後期(4歳〜6歳):積極性(自発性)vs罪悪感
4. 児童期・学齢期(6歳〜12歳):勤勉性vs劣等感
5. 青年期(12歳〜22歳):同一性(アイデンティティ)vs同一性の拡散
6. 成人期(就職して結婚するまでの時期):親密性vs孤立
7. 壮年期(子供を産み育てる時期):世代性vs停滞性
8. 老年期(子育てを終え、退職する時期〜):自己統合(統合性)vs絶望
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