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  1. 心理コラム
 

心理コラム

2023/01/06

 

己喪失プロセスというものがあります


人の目や世間体、学歴や収入、偏差値などを気にしているうちに自分と同じくらいの能力を持った他者と交換可能な存在でしかないように思えてくる


少し難しい表現ですが


たまに本当に言いたいことを言ったり、やりたいことをやったりして

本当の自分を出せたと思ったら、その時には決まって無視されたり叱られたり嫌われたりしてしまう


なので

人は知らず知らずのうちに他者や世間から受け入れやすい匿名の誰かと言う仮面を演じるようになります



このようなことを繰り返しているうちに


自分がわからなくなり


本当の自分は何を感じているのかがわからないと言う状態になり

辛い、苦しいと言う気持ちに押しつぶされそうになっていく人がいる



と言う事なのです


また過去の出来事からトラウマを抱えてしまうことにもなることがあります


トラウマは

犯罪被害や、交通事故などの一度の打撃で傷になることもあれば

幼少期の虐待やDV(ドメスティック・バイオレンス)など繰り返され慢性的な傷を持ち続けていくことになります


このように様々なトラウマは心身や、人間関係からくる対人行動にも影響を与え生きづらくなっていきます


ですが

トラウマは生きていれば大なり小なり誰にでも起こりえることだということ



なので


  • トラウマとは何なのか、それがどう自分に影響しているのか
  • 自分を大切にできるセルフケアを身に付ける
  • 生きていくための感情表現や人間関係などいろんなスキルを身に付ける

など上記3つを

理解し取得していくことがトラウマ解決の秘訣となります



過去の思い出したくない記憶を無意識の領域に落とし込んでいたものが突然湧き上がってくることがあることを

フラッシュバックと言います


フラッシュバックは、

被害を忘れようという感情をマヒさせ、回避しようとしてそのことから避けて通る行動で起きます


人は危機の中にいる時、過敏になり、なかなか寝れなかったり、イライラ、不安、怒りが出てくると

一次的に様々な刺激が入ってこない様にするため集中困難になったりします



なので

過去の傷を治そうとするのでなく

「今、過去の傷に影響を受けている自分がいる」

捉え方を変えることなのです



過去に大きな傷を受けたことから

無意識に回避しようとすることは自分を守ろうという本能からくるものですが

ただただ、そこから逃れたいがため、感情表現ができず、何か別のことに集中し

忘れようとしたり、


また、引きこもったりを繰り返すだけではトラウマの克服につながりません



トラウマと戦うのも逃げるのも悪いことではありません。


それは、

危険を前にしたときの自然な対処行動だからです


でも、

それが今、現在の自分に影響を及ぼしているとしたら


意識して選んだ生き方ではなく、無意識に傷の影響を繰り返していると言う事に気づいてください


もっと楽に、頑張らずに自分を大切に生きることに変えていきましょう


トラウマの傷は、過去の自分に大きな影響を与えた今、自分は辛かった思い、傷を引きずって生きていることに気づいてください



まずはここから始めることで、気持ちを楽に、解放してあげてください


一番安全で安心できる場所を思い浮かべながら

今ここで、見えるもの、聴こえるもの、感じるものを思い、口に出していくことで落ちつき、リラックスすることができます


 辛い時、苦しい時は一人で悩まないでご相談ください  応援しています





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