NPO法人kunこころの宮認定校(心理カウンセラー資格取得)
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  1. 心理コラム
 

心理コラム

2023/03/23
子供を生きれば大人になれる  

カウンセリングでご相談が多いのは


人間関係がうまくいかない・・・


適応障害だと言われた・・・


発達障害かも・・・ など


0歳から現在までの発達段階を飛び越えずに

ひとつひとつ階段を上ってこれたか

考えてることで見えてくるものがたくさんあります


大人になり切れない大人  ~ピーターパンシンドローム~  と同じ捉え方、感じ方があります


乳幼児期のころから、それぞれの発達段階で発達課題をクリアできなかったことや

機能不全家族で育った多くの方は一見立派な大人として社会に適応していても、実は大人になり切れていない部分を抱えていることが多く

見捨てられ不安を抱えて過ごした幼少期からの愛情不足、特に母親の影響が大きいと言う事で人波以上に社会的責任を背負いこんでいることも多く、自分自身の面倒をみて自分を幸せにすることが難しいと感じているからです


ピーターパンシンドローム ~大人になり切れない大人~ 特徴

病気ではなく、社会適応が出来ない成人を指します。見た目は立派な大人なのに中身は子どもそのもので子どものような言動を取り

自尊心は強いが自信がなく寂しがり屋



なぜそのような感覚になっているのか・・・


幼少の頃から、両親から愛され関心を持ってもらえず、自分の感情をありのまま受け止めてもらえなかった経験から両親から愛されたいと思う気持ちや、しっかりした大人のように振る舞わなければならなかった環境だったことで本来の自分の想い、感情、望みを心の中の奥底に押し込んでいた、不安、不信感があふれ出し自分自身を苦しめている状態・・・


  • これでいいのだろうか
  • こう感じるのは正しいのだろうか
  • 自分の居場所はここに有るのだろうか
  • 自分を認めてもらえる価値があるのだろうか  など


本来の自分ということが何かわからず、手探りで生きてきたことで

絶えず人の顔色を伺うことが癖になっていった


感情を抑え込むことにも慣れ、心が締め付けられ

自分の心の中にいる自分自身、インナーチャイルドが苦しいよ~と泣いている状態にも気づかない・・・



私たちは大人として日常生活を生きています

仕事をしたり、ご飯を作ったり、買い物をしたり、一人でお風呂に入ったり、友達とおしゃべりしたり


幼少期より自立して生活ができるようになるための生活(習慣)を身に付けてきました


気が付けば、大人としての自覚(心)も養われてきました


習慣、それは

インナーアダルトと言うもので、考え、価値感を持ち、決断ができる様にります


このインナーアダルトにも成長する段階(発達段階)があり、この内なる大人が、

子ども時代の満たされなかった内なる子ども(インナーチャイルド)を癒してあげることで

「自分で自分を満たす」ということができるようになります


イメージワークから

自分の中のインナーチャイルド(幼い子ども)を見付けて癒していく


今、どんな顔をしていますか

今、何をしたがっていますか

今、何を欲しがっていますか


今日も頑張ったね

偉かったね・・などとたくさん褒めてあげます


そうして、その子が笑顔になって行くのを感じてみる

また、

泣きたいときは思い切り泣かせてあげましょう



自分に厳しい人は、つい、インナーチャイルドにも厳しくしてしまいます


育児放棄や幼少期に肉体的、精神的虐待を受け、追い込まれるような体験をしたり

厳格な父親に厳しく育てられたなどで


心が満たされないまま、大きくなった事実


全ては

幼少の頃からの親との関わり方で得た生き癖がピーターパン症候群につながっているということなのです





ンナーチャイルドを癒し、インナーアダルトを育てる方法

瞑想などで現れたインナーチャイルドが今どのような状態でいるのかを確認します


現れたインナーチャイルドを自分の好きなぬいぐるみなどを用いて自分のインナーチャイルドと仮定する

ぬいぐるみに

辛かったね、悲しかったね、よく頑張ってきたね・・・などと話しかける


誰かに優しくすること、誰かの話を受け入れてあげること、誰かに愛情を与えることでもまた、同じ効果が得られます


あなたが誰かのために愛情を与えることで、インナーチャイルドを癒し、インナーアダルトを育てることができるのです


ぜひ実践してください


インナーアダルト=思考、判断   インナーチャイルド=感情、あるがままの自分

愛情に飢えたインナーチャイルド(内なる子ども)を受け入れ、愛し、育てるインナーアダルト(内なる大人)を育てる



自分の中の大人を育てるとイメージができたら前に進むことができます


子供時代の痛みは、あなたに何の責任もありません

子供は自分が育つ環境を選ぶことができない中、精一杯頑張ってきた自分をいたわってあげてください


応援しています




2023/03/16
あなたは自分に期待していますか?  

期待をかける・・・・


他者に期待することがあっても自分に期待するという考えが無いと言う方が多いですよね

どう理解すればといいのかわかりずらいですが

改めて考えると、見えてくるものもたくさんあります



自分に期待をかけていると言うのは、


自分自身を信じている人で、迷わず「はい」と答えます



この状態は、


何があっても「心と頭」「考えと気持ち」が一致していると言う事です




また


違和感を感じている方は


「心と頭」「考えと気持ち」が一致していないと言う事になります



それは


・自信が無い


・自分のことが認められない


・先の事、未来のことを考えられない から~




自分に期待できないというのは


他者との関係で、意思の疎通がうまくできていなかったことが多くあったかもと言う事で




大人になった私の考え方は、成育歴が関係していると言えるからです



大人になった私が、


改めて、子供の頃の私を見直す、どの様な環境で育ったのか・・・


      


幼少の頃


「あなたは何をしても遅くてダメだ」とか


「あなたは可愛げが無い」と言われたことに傷つき信じ込んでいませんでしたか




実は、そのように言う親は、


自分のイライラ、不安を消し去るためにそのような発言をしてしまったのかもしれません




何をしてもダメな人はいないし、人は愛されるべき存在なのです




傷ついた子供の心がそのまま大人になると


自分を認めることができず、自己否定感の強い大人になります




否定的なことを信じ込み、幼少の頃の私(インナーチャイルド)が泣き続けている


そのことが影響し大人になった今も、生きづらさを感じている




その人たちのことをアダルトチルドレンと言います




泣き続けている自分がいると気づくことができたら



子供の頃の私を大人になった私が


「何があったの?」「大丈夫だよ」と声をかけ話を聴いてあげる



そして、


自分で幼少の頃の自分をなぐせめていくことで、幼少の頃に受けたダメージは少なくなっていきます




また


自分に対する否定的なことを信じていると



「やっぱり自分はダメなんだ」という思いがすりこまれ


さらにダメージが大きくなっていくことがありますので気を付けましょう




自分の中にいるインナーチャイルド(幼少時の自分)を癒してくことで


これからの生き方も変わっていきます




春爛漫、暖かく芽吹いてくる季節



ご自身の心に温かい風をおくっていきませんか






焦らず、無理せず、自分自身に向き合うことから始めてください




応援しています




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