発達障害ではないだろうか? と・・・
疑いを持ちクリニックに受診したら
発達障害だと言われた方がいました
不眠が続き精神不安定状態が続くということで心療内科に受診しているという女性のお話、文章抜粋してご紹介します
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「疑いは無い」と言われていたのだけれど
自分的には気になることがあるので
自ら発達障害の検査を受けた結果「自閉症スペクトラム障害の傾向があり」と診断され
又、先天性のものなのか成育歴によるものなのか
医師でさえも「わからない」と言われたと
のちに
別のクリニックに替わり再度検査を行ったところ
言語、コミュニケーション能力の低さからくる「愛着障害」の傾向あり
と言う診断結果が出たということでした
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自分大好きと言う特徴のある
自己愛性人格障害傾向があると思われいろいろ調べておられていた方です
自己愛性人格障害は愛着障害に似ています
自己愛性人格障害の特徴
自分を愛するという行為は、健全な心の発達のためには必要なことですが、極端に度が過ぎると
なんでも自分の思いどおりになるという空想に陥ったり、自分に都合のいいように解釈するため、他人に対する共感乏しく人を自分のために利用したりする傾向がある
愛着障害は
主な要因は 親の愛情不足
親の虐待、ネグレクトにより発達障害に似た症状がみられることで
医師によっては
「愛着障害」と診断名がつけられることがありますが、
これは先天的な発達障害ではありません
ですが、辛さ、しんどさから解放されたくて
人との関わり方がうまくいかないのは何らかの障害があって
自分は病気なんだ と思い込もうとしている人も・・・
病名が付くことで
ホットしたり、安心したりと、随分楽になったりする習性があります
なので
愛着障害=発達障害
と認識されている方もいます
何かが違う、ズレている?と感じることがあるようでしたら
愛着障がいと発達障がいの関係 エンカウンター 2か月に1回のペースで開催エンカウンターは、メンバーがそれぞれ本音を言い合うことにより、互いの理解を深め、自分自身の受容と成長、対人関係の改善などを目指して開催しています
愛着障がいと発達障がいの関係エンカウンター 詳しくは、こちら
では
「愛着障害」はどの様にしておきるものなのか…
幼いころに長期にわたり親から十分な愛情を与えてもらえなかった、
感じることが出来なかったという思いが原因だと言われています
小学生から成人になってもその想いから解放されず、辛い、しんどい思いをしている人
幼いころに親から受けた虐待や放置などにより人間不信になり
人と積極的な関わりを避けたり、寂しさから常に他人に依存してしまう子
周りの目を気にして常にビクビクしている子
また、兄弟姉妹関係で、自分は十分に愛情を受けていなかったと感じていたり
何か問題にぶつかるたびに
私以外の兄弟姉妹ばかりが大切にされていて、自分はダメなんだという思いを募らせていた時期があったり
愛着障害は、親の接し方で生じますが
環境やその人個人の資質によっても起こります
何か不満を持った時に、すぐにその不満を言えることが良いのですが
我慢強く気性の激しい子などは、長期間我慢し続けたのちに
突然怒りを爆発させたり、後々にまで親に対する恨みを引きずり
成人になってから爆発してしまうという事になると
人生の道を誤ってしまう事もあります
また
コニュニケーション、人との境界線を上手に保つことが出来ないのも特徴で
相手がどのように思うかなど考えることもなく
思いつくまま言葉を発しているので他者を不快にさせていることも多々あり
人とのトラブルが多くなります
本人は
トラブルになっていることにも気づきません
何らかの生きづらさを感じていたら
ご自身の幼少のころに意識を向けて振り返ってみましょう
2歳の頃の親子の関係はどうだっただろうか
3歳の頃は
4歳の頃は
5歳の頃はどうだっただろう
回想していくことで
あの時、
私は無表情で、何事にも興味を示さない、関わろうとしなかった私がいた
また
あの当時
知らない人でも何の疑いもなくよく抱き着いていた
意地っ張りでわがままな態度をよくしていて誰にも甘えることが出来なかった
などなど
幼いながらもいろんな状態で無意識に自分を押さえこんでいた自分がいた
など
いろんなことが走馬灯のように戻ってきたら
しめしめ
自身の生き癖を見つけるための入り口を見つける
一歩を踏み出す事ができます
愛着障害から回復するためにどうしたら良いのかを
学んでいくことで
自分自身の足で前に進むことができるようになります
なので
幼少の頃の生き辛さを抱えた大人という事では
愛着障害=アダルトチルドレン
という方がしっくりきます
似ているようで違う
自己愛性人格障害、愛着障害と発達障害
医師の診断は
特徴に濃淡があるのが発達障害の特徴なので、
自閉症スペクトラムとは「虹色のように段階的に存在する」という意味であり
判断しづらいことから、専門家によっては様々な定義をつけられています
2016年2月に投稿した
パート1 参照 http://kun-college.com/contents_62.html
発達障害は医学的には脳機能障害の一種
発達障害の人は他の人とコミュニケションを取ったり、
暗黙のルールを守ったり、集中関心を保ったりと
社会生活を送ることに困難を感じていることがあります
遺伝と環境要因 が主流です
特に、自閉症スペクトラムについては、DNAレベルの研究が進んでいて
遺伝子ですべて説明できるものではないが、大きく遺伝要因が関与しているといわれています
自閉症の兄弟がいるとその兄弟も自閉症の発生率は高まるといわれています
環境要因では
親の出産年齢、出産時の合併症などなどいろんなことが絡んでいるといわれています
発達障害は先天的(生前)であり、愛着障害は後天的(生後)
また、先天的だからと言っても100%遺伝するわけでもない
たくさんの複雑な要因が絡んでいるということです
人との違いを感じ何らかの生きづらさを感じている方は
自身の「生き癖」に気づくことで
いろんなことが解消されていきます
何かスッキリしないなぁ〜と感じている方は
学べる環境に身を置くのも良いですね
愛着障がいと発達障がいの関係 エンカウンターに、お越しください
参加された方の感想を抜粋
Kさん 女性
今日はありがとうございました。「棚卸」させて頂こうと思って来て、来て良かったです。親との関係の最初のボタンの掛け違い、今はそれを治すのではなく、気掛け違えがあったんや!!と納得しつつわが身をいとおしく〜先生、Tさんありがとうございます。来て良かった!来させていただいて良かった!
Tさん 男性
少人数で、ゆっくり考えて話せるのがよかったです。勿論、ほかの方のお話もじっくり聴かせて頂きました。また、偶然にも、同世代の参加者同士で親近感が深まりました。私の場合、とりわけ母親への「愛着」は、現在の年齢に至るまで、他者への人間関係を決定づけています。一番身近な、夫婦関係に影響を与えていることが分かりました。十分に満たされなかった、過去の「愛着」に向き合って、自分の中の「淋しい子ども」を大人の私が抱きしめてやれたらいいですね。
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