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ヤングケアラー支援

2023/06/14

以前までは、親に代わり家事、や家族の世話をするのは当たり前と言う考えでした


近年では

病気や障害のある家族・親族の介護・面倒に非常に忙しくしていて、本来受けるべき教育を受けられなかったり、同世代との人間関係を満足に構築出来なかった子どもたちがいると言う事で、子どもの人権を守るという観念から


大人が担うようなケア責任を引き受け、家族の世話全般(家事や介護、感情面、家計面のサポート)を行っている18歳未満の子どもたちで、その子どもがケアしているのは、主に障害や病気のある親や高齢の祖父母、兄弟姉妹であるということ


また

手伝いの域を超える過度なケアが長期間続くと、心身に不調をきたしたり遅刻や欠席が増加するなど学校生活への影響も大きく

進学・就職を断念するなど子どもの将来を左右しているということ


そのような環境の中

働く親に代わり、家事や、兄妹の世話、精神疾患を持つ親のケアなどをしている中高生がクラスに1~2人いるこという統計が出ています


家族のケアをする子どものことを「ヤングケアラー」と言い、近年の社会問題となっています


子どもにとって当たり前の毎日


本人も気づいていないことで、大人も気づきにくい問題が山盛りあります


ヤングケアラーは、法令上の定義はありません

一般に、本来大人が担うと想定され、家族にケアが必要としている人がいる場合、大人に変わり家事、家族の世話、介護、メンタル面のサポートなどを行っている18歳未満の子どもの事。。


近年、

コロナ過からくる様々なストレなどが原因で、鬱や不安障害など発症する方々も多くあります


また、

言葉の壁に躓いている両親に変わり通訳をしている若者も少なくありません


ヤングケアラーが抱える問題や困りごとは



  • 遅刻する
  • 休む
  • 宿題を忘れる
  • 成績不振などが積み重なり
  • 学校が楽しくない
  • 友達との関係が上手くいっていない
  • 話が合わない
  • 家の状態を知られたくない


などのようところからトラブルになったと言うような事例もあり学校生活の影響が問題視されています



どの領域のどの問題にも当てはまるようで当てはまらない

気づいても踏み込みにくいと言う状況が続く中


国もヤングケアラー支援に方針を打ち出し

全ての領域において力を入れていくと言う事になってきました


ですが

徐々に改善されて来ていると言っても


自分がヤングケアラーだと気づいていない若者も多く

いろんな話を聴くようになり

子どもの時の私はヤングケアラーだったんだと

成人して初めて気づいたと言う人が多くいます


いろんな思い、気持ちを吐き出せ、自分をいたわってあげることができる居場所が必要な時代です



どんな話をしても、しっかり聴いてくれる人がいる、安心できる居場所





アジハラベイス 若いケアラーの居場所 開設しました

特定非営利活動法人kunこころの宮は、令和5年度、大阪府福祉基金地域福祉振興助成金の交付を受け
ヤングケアラー支援活動を実施しています
※アジハラベイスには”kunこころの宮総合カレッジ”で学んだスタッフが常置し、訪問してくださった方のお話を傾聴させていただきます

    



 ヤングケアラーを応援しています







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