身体的に、劣っていると思う箇所に対して、嫌だな・・と感じていること
例えば
「私は足が太いのがコンプレックスで・・・」
「僕は、大学に行けなかったことにコンプレックスをもっていることです」
このようなお話、よく耳にしませんか?
また、自分自身もいろんな場面でコンプレックスという言葉を口にしていませんか?
これは、「私は○○の面で劣っている」という表現によくつかわれます
例えば
ある特定の事柄について極端に感情的になってしまったり、妙にこだわってしまうところ
意固地になってしまうことはありませんか?
他のことなら笑って流せるのに・・
そこだけはどうしても気になって流せないという ポイント
そのポイントを他人から指摘されると、嫌な気分になることがあります
なぜか?
そのことを認めることができないから
そこに触れられると、感情的になって怒りが出たり、悲しくなったり
自分自身でうまく言葉にできなかったり、説明できない複雑な心の反応がコンプレックスとなっているからです
ユング(心理学者)は、コンプレックスをのことを
「感情に色づけされた心的複合体」で様々な種類があると 提唱しています
その中の2つを紹介すると
父親コンプレックス
父親への敵対心と、「父親にもっと愛されたい」という気持ちとが複雑に絡み合って生じる心的反応。
例えば
年上の男性に対して妙に反抗的だったり、逆に、年上の男性に好かれようとして極端に張り切ったりする。
女性の場合は、年上の男性にばかり恋愛感情を抱く。ということがあります
母親コンプレックス
母親はなぜ自分を受け入れてくれないのかという失望・不審感と、「もっと母親に愛されたい」という気持ちが複雑に絡み合って生じる心的反応。
例えば
年上の女性に対しておどおどしたり過度に甘えたりする。また、女性からの束縛や干渉を嫌って敵意に近い感情を抱いたりする。
恋人に自分の母親像を重ねて、「もっと愛して欲しい」「もっと受け入れて欲しい」…と愛情を求める一方で、「束縛されたくない」「どうせ見捨てられるんだ」「どうして愛してくれないんだ」…といった
失望・敵意・恨みの感情を抱いたりする。この矛盾性が問題になります
コンプレックスを克服していないと
人との会話の中で、突然感情的になってしまったり、不機嫌な態度をとってしまったりします
また、相手にとってありがた迷惑な行動をしたりします
「○○さんと話をしていると、妙にイラッとしてしまう」
ということありませんか?
イラッとする前に、ぜひ解決しておきたいことは
自分の心の問題がどこにあるのか?
自分自身と対話していくことで
自分の弱さ、どんな劣等感を抱いているのかを探り、認めていくこと
普段から
「ああそうか。私は○○●●ということにコンプレックスがあって、
人から○○●●のことを言われると心が刺激されてイライラしたり、怒りが出てくるんだな」と
自覚しておくことです
自覚(自己理解)しておくと、不快な心を持たなくて済みます
「この人は、人を外見で判断するところがあるから、私はそれが嫌なんだ」
…とイラッとする理由を自覚するだけでも、その人との付き合いが楽になるものです
私は、外見で判断されるのが嫌な人なんだ
外見で判断する人が好きでない私がいてるんだ
それが分かると、相手に対する見かたがちょっと優しくなれるかもしれません
そうか、不愉快になるのは自分の心に原因があったんだ・・・と
心は、自分中心で動いているということですね
自己理解の重要性がここでも問われています
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ユング(1875〜1961)は、スイスの精神科医・心理学者
神秘現象や夢・ビジョンに遭遇したことをきっかけにユングは無意識心理学研究の道を本格的に歩みだしました。フロイトとの出会いを通してユングはさらに心の形相と向き合うことになり、ユングにとって内的な心の世界は、現実にある外界と同じように存在する「客観的な」ひとつの世界を形成しています。無意識と対決をし、精神、魂や心の神髄を自らのうちに実践することで独自の教義を生み出しました。「無意識の領域、魂ユングが提唱した理論は、現在でも心理療法の現場に生かされています。
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