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発達障害と間違われがちな愛着障害とは・・・

2021/05/21
発達障害と間違われがちな愛着障害とは・・・

愛着障害・・・


幼少期に親子間で築かれた心のつながり

 

そのつながりがうまく作られず、子供の情緒や、精神状態、対人関係に影響が出てきます。

 

赤ちゃんは、

おなかがすいた、おしめが濡れているので変えてほしい、抱っこしてほしい・・・と泣いて知らせます。

 

このような時に、親、もしくは養育者が、抱き上げたり、ミルクを上げたり、おしめを変えてあげたりすることで、赤ちゃんは、安心して泣きやみます。



大きくなったら、

いやなこと、うれしいこと、悲しいこと、してほしいこと・・・言葉や態度で示します。

子供と一緒に、喜んだり、悲しんだり、触れ合うことで子供の情緒面が落ち着いてきます。

 

生後3か月ぐらいで、子供は、親を認識し、愛着形成の第一歩を築いていきます。

 

この時期に、子供とどのように接してきたかによって、基本的な信頼関係が芽生えてくるのです。

 

このような繰り返しを重ねていくことで、ひととの関わり、楽しさを体験することで、コミュニケーション能力や自己表現の高い大人に成長していきます。

 

また、不安や危険を感じることがあると、安全基地に戻ろうとします

この安全基地が、母親である場合が多いのですが、実は、安全基地が持てていないという場合もあります。

                    

これは、

幼少期に親との愛着形成が築けていなかったことが原因で、行き場のない心を保つことができないことで愛着基地を築けなかったことが子供の成長に大きな影響を与えてしまったことで、ひとを信頼できず、コミュニケーションをとることが難しく、自己表現が難しくなり愛着障害の傾向が強くなっていくことがあるのです。



愛着障害は生まれてからの養育環境が原因で起こりますが

 

発達障害

生まれつきの脳機能の障害です

親の養育態度や家庭環境で起こるものではありません。


例えば“自閉症”は人と関わることが苦手、言葉が遅れるなど愛着障害ととても状態が似ていますが、親の愛情不足や言葉がけが足りないなどの環境要因で起こることはないのです。

どんなに抱っこし、言葉をたくさんかけたとしても自閉症は自閉症なのです。それは年齢が上がっても同じなのです。

愛着障害と、発達障害はこのような違いがあるのですが
発達障害のある子供に向き合う場合、親の対応で愛着障害が起きることがよくあることなのです。

それは、親が子供との関わり方がどうしていいのかわからず、親自身が戸惑い、不安になったり、発達症状のある子供にどのように向き合うかという問題が出てきますが、子供を理解していこうという気持ちが大きくなっていくことで、親の不安から解放されていくことできます。

                        

発達障害には様々な障害に分類されています。その様々な症状や、個人にあったかかわり方していく必要があります。



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